10年に一度やってくるマイホームの外壁塗装。外壁材を選ぶときは、頑丈で長持ちするといった機能面はもちろん、家の雰囲気の決め手となる色味も大切です。外壁の色やデザインによって雰囲気もまったく異なるため、難しく感じるかもしれません。色選びで失敗すると、次の外壁塗装のタイミングまで我慢を強いられることとなり、「やり直し」には追加費用がかかるうえ、時間も要します。毎日過ごす家だからこそ失敗は避けたいですよね？ ここでは、おしゃれな外壁を叶える色選びのポイントをお伝えします。
＜ポイント1＞ イメージを決める
「ナチュラル」「モダン」「スタイリッシュ」など、マイホームのイメージを考え、イメージに合う色を選んでいきます。「ナチュラル」であれば、色味はベージュやブラウン、アースカラーといった色合いがおすすめです。色選びは近隣の家とのバランスも大切。自宅周辺を何枚か写真撮影し、周囲から浮いてしまわないか確認しておきましょう。
＜ポイント2＞ 色は3色以内にまとめる
全体をまとめるためには、外壁の色は2色、多くても3色におさえることが望ましいです。4色以上では落ち着かない印象になってしまいます。また、強い色味を2つ以上組み合わせることもおすすめしません。強い原色系を使いたいときは、ワンポイントで取り入れたり、白系やブラウン系など優しい色と組み合わせたりするとよいでしょう。イメージに合う色味を選んだら、最低でもA4サイズ以上の面積で確認するのがおすすめです。
＜ポイント3＞ カラーシミュレーション・試し塗りをする
外壁工事が始まるとやり直しは簡単にできません。事前の確認がとても大切です。カラーシミュレーションでは、実際に色をのせてみたときの家のイメージを掴むことができます。注意点は、パソコンやスマートフォンの画面によって実際の色の見え方が変わることです。また、室内の蛍光灯と外の太陽光の下で見た建物の印象は、陰影がでるため違いを感じやすくなります。実際に完成すると、思っていたものと異なる場合があるので、カラーシミュレーションは、おおまかなイメージや色を検討する参考程度にとどめておきましょう。
＜まとめ＞
おしゃれな外壁を叶えるための色選びのポイントをお伝えしました。
色がなかなか決められない方は、自分の好きな色やざっくりとしたイメージから考えてみましょう。ぜひ、後悔のない外壁材選びを楽しんでください。