君津市にて屋根・外壁塗装
2021.12.02
先日より、君津市にて行っている屋根・外壁塗装の様子をお届けいたします。
はじめに、足場を組み立てる前に土間と塀の高圧洗浄を行います。こちらは塗装を行う場所ではありませんが、高圧洗浄を行うことによって写真のように見違えるほど綺麗になります。
続いて足場の組み立てです。
余程小規模で低い箇所の塗装ではハシゴや脚立を使用する場合もありますが、基本的に外壁塗装において足場は必須となります。
理由は2つあり、一つは建物のどんな箇所、どんな入り組んだ場所であっても手元で塗装作業ができるようになる点です。
塗装は適正に希釈した塗料を、適切な作業で定められた量を既定の回数塗り重ねることでようやくその性能を発揮します。
例えば、足場で常に手元でしっかり塗装するのと、ハシゴを立てかけてギリギリ手が届く箇所を塗装するのでは、作業に大きな違いがありますし、それが仕上がりに直結します。
ムラなく完璧な仕上がりにするため、そして塗料の性能を十分発揮させるために足場は必要不可欠なものとなります。
また、もう一つの理由として、職人の安全を守るためです。
もちろん作業時には十分注意を払いながら作業を進めますが、予期できないトラブルが起こる可能性はゼロではありません。
そして、高所作業で足場の上で安全帯を装着して作業するのと、ハシゴの上で作業するのではトラブルが起こる可能性は全く違ってきます。
やはりお引き渡しの際には事故やトラブルなど無く、気持ち良く施主様に完工をお伝えしたいというのが我々職人の願いです。
このような理由から、足場は塗装工事において必須となるのです。
足場組み立てが完了すれば、続いて屋根・外壁の高圧洗浄作業です。
足場を使い、外壁の隅々を高圧洗浄し汚れを洗い出していきます。
普段屋根表面を目にする機会は少なく、ほとんどの人は屋根表面がどのような状態か把握されていないのが普通です。
屋根は天候の影響をダイレクトに受ける場所。一年中、紫外線や雨風、台風などといった自然によるダメージを蓄積している屋根は当然汚れも溜まり、カビや苔・藻なども発生します。
屋根材に新たに塗料を塗り重ねるためには、屋根表面にあるそのような汚れを除去しなければなりません。
このように丁寧に洗浄をすることで、塗料の持ちがよくなるだけでなく、塗料の持つ本来の機能を十分に発揮できるのです。
今回は、高圧洗浄までの様子をお送りしました。引き続き、現場の様子をお届けいたします。